米航空宇宙局(NASA)は1977年、2機の無人惑星探査機『Voyager』(ボイジャー)を打ち上げた

ボイジャーが完全停止するまであと20年くらい
地球から最も離れた地球製の人工物
これからの20年で予想もつかない何かがボイジャーに起こる可能性は十分にある

[米航空宇宙局(NASA)は1977年、2機の無人惑星探査機『Voyager』(ボイジャー)を打ち上げた。太陽系の外惑星および太陽系外を探査するためだ。

ボイジャー1号は2009年2月9日現在で、太陽から約163億4400万km離れたところを太陽との相対速度秒速17.09kmで飛行中であり、地球から最も遠くにある人工物となっている。現在のボイジャー1号の距離では、探査機からの信号がジェット推進研究所(JPL)の管制センターに届くまでに13時間以上かかる。

今後は原子力電池の出力低下にともない、全ての機器に電源を入れておくことが出来なくなるが、稼動を完全に停止するのは1号は2020年以降、2号は2030年以降と見られている]

地球外ユーザー向けマニュアル
この金メッキされたアルミニウム素材のケースには、「地球の音」を収録したレコード盤が入っており、レコードの再生方法を示した図が描いてある。

[ボイジャーに搭載された金メッキされた銅板製レコードは、地球外知的生命体によって発見され、解読されることを想定している。地球上の生命や文化を伝える音や画像が収録されており、55種類の言語による挨拶、ザトウクジラの歌などが収録されている。

なお、レコードの表面は、超純粋なウラン238で覆われている。ウラン238の半減期は45.1億年で、このレコードを受け取った文明は、同位体組成を解析することにより、いつごろ収録されたかが分かるようになっている]

via 『ボイジャー』が見た宇宙:画像ギャラリー ? WIRED.jp.

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