ソ フトバンクの孫正義社長は20日、10億円程度の私財を投じ、太陽光や地熱、風力発電など自然エネルギーの利用について政策提言する財団法人を設立する意 向を明らかにした。同日、民主党の東日本大震災復旧・復興検討委員会復興ビジョンチームの会合に出席、社長を離れた個人としての構想を打ち出した。
財団は数カ月以内に設立する。各国の科学者や企業の研究成果を収集・発信し、自然エネルギーの普及に向けた提言などを進める。孫社長は原発 に対して国民が不安を抱いていると指摘し「安心、安全なエネルギーを日本にもっと増やせるように、トップレベルの研究者や政策提言ができる世界100人程 度の英知を集めたい」と話した。
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