ツイート遅くなったけど…陸前高田市に住んでいます 家はいぬ猫共々流され今は避難所生活を余儀なくされています 私たちは日本中 世界中の方々の支援のお陰で生かしてもらっています 続き 町はもうなく、面影すら感じられません 避難所によって待遇の差が目立つようになってきました 津波から1ヶ月たちましたが 私たちはまだ 足踏み状態です 下に降りても瓦礫ばかり 瓦礫の撤去を手伝いたくても私たちの靴を釘が貫通した場合高い確率で破傷風を発症してしまう恐怖があり行動に移せません また 金属類は全て錆びつき 瓦礫は元は家だったものであるため人力のみでは限界があります 重機もそんなに多く有るわけではなく 次のポイントに移るまで何日かかかるのが現状です 遺体捜索では もう遺体の状態は極限まで悪化しているため 動かすと形が崩れるものが大半になってきています DNA鑑定の結果やっとわかった先輩もいます 水圧により見た目ではもう判断できません 何トンもある防波堤すら流されてしまい 海に面した高田 米崎 気仙 小友 広田 各町は1mの津波でさえ防ぐことはできません 高い建物ですらいつ倒壊するかわからない状況のため 津波が来たら高い建物へという考えは難しいのが現状です 徒歩で下に降りた時にこの前程の津波が来たらほぼ確実に助かりません 逃げる場所がないんです 一本松が有名になっていますが あれは適度に細いことと目の前のユースホテルのお陰で残っていますが 今そのユースホテルの下は海です 元々松は防風林として植えられてきましたが それがなくなった今 小高い場所にある流されなかった畑で野菜を育てるのは難しいと言われています また田んぼは塩水に浸かったため4年以上は米は作れないと言われています ただでさえ田んぼには大型ストアやその他さまざまな瓦礫が流れ着いているため 今陸前高田に津波前からあるお店は1つもありません 観光名所だった砂浜もなくなり 瓦礫が積み重なっているか海になっているかという状況です 避難所では私がいるところのように自分達で炊事等を行っているところも ありますが さまざまな地区から集まったため連携がとれていないところもあります 今一番問題になっているのは公共施設などから撤退していかなければいけないということです 私たちのように家がなく仮設にも入れない人が大半を占めるなか この問題はできれば耳を塞ぎたくなります 学校や家族の事情や生まれそだった土地を見捨てられないまだ家族が見つからない等の理由で内陸に移れない人も たくさんいるんです 一方では慣れない団体生活によりストレスが知らず知らずのうちにたまり精神的な面で苦しんでいる人もいます 被災地に来てくださっている精神科の先生やカウンセラーの方もいますが 何十年も生きてきたご年配の方々や10代20代の人は そういうものを心にとどめなんとか自分で解決しようとする人が多いため 何かちょっとしたきっかけで感情が爆発してまう人もたくさんいます “みんなつらいから”は枷になったとしても魔法の呪文にはなり得ません 私がいるような避難所では個人でいる時間を作るのは少し難しいように思えます 実際私もそのことで悩んでいますし “ほとぼりがさめてから”は今回の場合何年先かわかりません 阪神淡路大震災では まだ 復興させる土地がありましたが 私たちにはないんです 瓦礫や砂を撤去しても地盤がさらに下がり堤防もない無防備な状況で次いつ起こるかわからない津波に怯えながら 復興作業を行ったとしても 復興した町に住もうとする人はごくわずかだと思われます “復興した町”にはあの日津波が押し寄せ瓦礫の山と化したのを私たちは見ています 埋もれた人流される人波に放置された人を見ているんです 私たちには頭がありません ニュースで専門家の方々がいろいろな案を出すのを見ます その人たちの知恵を頂きたいんです 行動にうつさなきゃいけないんです 先に先にとさまざまな計画を立て実行していかなければいけないんです 今私たちには住むところを失う日が迫ってきていま 助けてもらっていて厚かましいのは重々承知していますが 今の私たちにはいろんな方面の方々の助けが必要なんです 私は社会的影響力がある訳ではありませんせいぜいこんなことしかできません どうか残った命を助けてください。 これからを担う子供たちを見守ってください。 お願いします。 避難所の衛生面:水洗トイレ使用不可但し水を流し入れれば流れるため大便の時のみ流しています。お風呂は米崎町に設置された自衛隊の仮設のお風呂からマイクロバスがでており 私たちの避難所には3日に1回ほど来ますが 週1でしか来ないところもあります。 また川から水を引いて洗濯機を設置、水道屋さんなどが一緒に避難していたため簡易風呂を設置でき、支援してくださった方のお陰で昨日シャワーユニットが何台か設置されました。 しかしシャワーユニットがあるのは私たちの避難所のみだと思われます。 他の避難所の方々は温泉等の無料解放や自衛隊のお風呂で入浴しています。また、体ふきシートが配布されてい ます。消毒用のアルコールもたくさんあり、食事前にはアルコールによる手の消毒を行っています。 トイレ後の手の洗浄はハンドソープを使う人は少ないように思われます。 手を洗う水は給水車からの水を2.5Lボトルに入れ2本程トイレに常備しています。 食事に関しては 調理班は必ず手を消毒し 調理器具は流水または洗剤で洗っています。パン等の賞味期限は数が多いため守りきれていませんが本当にダメだと判断した場合はみんなに出すことはしませ ん。 避難所以外の衛生面:波が来た分の土地の衛生面は悪いままです。 落ちているものを触った手で食べ物を食べる等すれば感染症になる危険性は高いです。また大型ストアの倉庫から農業用の劇物のような物が流れたため注意を呼び掛けています。 塩水に浸かり 潮風にさらされていることにより 下にある金属類は全て錆びています。捜索活動中釘を踏み破傷風になった方もおられます。 釘は建物の基礎等あらゆるところから飛び出しており、長靴等で注意せずに歩くと靴底を貫通し ひどい場合破傷風に至ります。 町中に流れ積もった砂によって 肺炎を起こす人が増えているようです。最低限マスクは必要です。マスクですが お陰様で何箱も来ており供給には困っていないようです。 下にトイレはなく、男の人は物影で用を足しているみたいです。 ちなみに避難所のトイレや仮設トイレは紙を流さず個室内のごみ袋にいれています。 私事ですが津波後1週間で使用した 地面に穴を掘って作った仮設トイレがそのまま放置してあり あれをどうするのかが謎です。 一時期避難所で風邪が流行し 若干良くなりましたが今もその状態が続いています。夜になると咳をする人がたくさんいます。大人数の避難所ではインフルエンザ・感染性胃腸炎患者が出ましたが 大きな流行になっているとは聞きません。 高田一中では日本赤十字のかたもおり、感染性にかかってしまった方を隔離するための部屋も割り当てられています。救急は県立大船渡病院で受け入れてくださっています。最近米崎コミセンに診療所ができましたが 少々悪い噂を耳にします。
引用元: Togetter – 「陸前高田の高校生の訴え」.
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