消費電力が1万分の1になると演算処理能力も飛躍的にアップする。
google glassみたいなウェアラブルデバイスが脳の補完する時代がもうすぐくるかな。
視覚情報を全検索可能な状態で常時ログとり続けたらおもしろい。記憶する必要がなくなって脳の別分野が活性化するとか。
東京大学の柴田憲治特任講師と平川一彦教授らは、コンピューターの消費電力を現在の1万分の1以下にできる技術を開発した。電子を1個だけ動かせる素子を試作し、実用的な低電圧で操作した。2020年を目標に演算素子の試作を目指す。
試作したのは電子1個で演算やデータを記憶する単一電子トランジスタと呼ぶ素子。電子が大量に集まった川のような電流で制御していた素子を電子1個だけで制御できれば、消費電力を1万分の1以下に減らせる。演算速度も高まる。現在のコンピューターなら数万年かかる計算を数時間でこなせるようになる。
今回、直径2万分の1ミリメートル以下の微小な半導体の粒と、粒の表面の深さ100万分の1ミリメートルだけ帯電できる特殊な液体を用いた。約0.5ボルトの電圧で1個の電子だけを半導体の粒に出し入れできた。詳細は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に掲載した。
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