20121024-ためしてガッテン「5日でメガネいらずに!?新・視力回復法の正体…
実用視力&ドライアイを回復する目薬
ジクアホソルナトリウム
レバミピド
ドライアイの人7〜8割が改善
眼科医の処方薬なので市販はされていない。
保険適用になっているので、患者の負担はレバミピドは1000円弱。
ジクアホソルナトリウムは500〜600円程度。ムチンを分泌しやすい目に改善するので、改善すれば目薬は不要になる。
みなさんご注目。今日のテーマは視力回復。
といっても毎日の視力回復トレーニングやレーザーを使う手術なんかじゃありません。とっても簡単なある方法。しかもこれでよくなるラッキーな人が2200万人。
5人に1人にチャンスが・・・。実際いろんな人の目を調べてみると
60代の女性が・・・0.5→1.2 視力回復
20代の男性も・・・0.6→1.2 視力回復すごーい。
近視・乱視・老眼問わずに視力回復のチャンスあり。
新・視力回復法で改善できる人とは?
集まってもらったのは視力にお悩みの20代?60代の男女7人。
「メガネとっちゃうと周りが見えなくなる」
「ダンスやってるんですけどコンタクトが落ちてしまうんで」
「人と待ち合わせをした時に2、3メートルまで来ないと待ち合わせした人かどうかわからなくて」メガネやコンタクトを付けてやっと視力が1.0以上のみなさんです。
この中にも視力が回復しちゃう人きっといるはず・・・。というわけでラッキーな人を見つけるべく訪ねたのは、ん・・・ローカル線?
いったい電車に乗って何がわかるっていうの?するとみなさんなにやら声を出してチェックしていますが・・・
「上、右、上、右」
そう、実は沿線のあちこちに突然視力検査のマークが現れるしかけ!
マークはどれも視力1.0以上あれば見えるはずの大きさです。「(見ていると)疲れてきます。神経とがらせているので・・・」
今度は同時に3つ。これはどうだ?
「左、右、上」
はいお疲れ様でした。これはほんの小手調べ。
ここからが本番です。シアタールームへ移動。
今度は映画を楽しんでもらいましょう。
早速上映開始。と言ってもただの映画ではなく字幕と一緒に・・・
視力検査のマークが突然字幕の横に現れるしくみになっています。「左、左、左、あちゃ??(見えない)」
するとすると発見。こちらの大森さんあきらかに遅れてます。
さらにこちらの江上さんも・・・。
「上、上、???」
反応がイマイチ。
だめだめだった人2人見つけちゃいました?。
でも一体これなんの実験だったの?
実は見えるはずのものが見えなかった人。この人たちは視力が劇的に改善する可能性がある人たちなんです。
そもそも視力とは?
みなさんの目を徹底的に調べてもらおうと訪ねたのは南青山アイクリニック。
まずはごく普通の視力検査から大森さんは、
「右です。左です。」
「1.5です。」ちゃんと見えてます。
江上さんも
「下ぁ??」
「はい1.0です。」
ばっちり見えているようですね。
さていよいよ秘密兵器の登場。今年実用化されたばかりの最新装置。
超精密に視力が調べられるんです。なんだかすごそう?。
それではまずは大森さん。
「中にわっかが出てくるので。」
「わっかですか?あっあっ・・・わかりません。」
あれれ大森さんどうしちゃったの?
すると結果は?「一番落ちている時で0.5ぐらいまで視力が下がっています。」
さらに江上さんも
「もともとは1.0見える素因はあるんですけども0.4?0.5付近でずっと安定している感じですね。」
「だから人の顔がわかんないんですね。」
普通の視力検査ではちゃんと見えていたのにどうして?
この最新の装置で測定できる視力を実用視力と言います。
1分のあいだに、視力がどれだけ変化するか連続的に調べたもので、実生活での見え方に近い視力を測定するものなんです。健康な人であれば、普通の視力検査で測ったのとほぼ同じ視力を1分間、ずっと維持できます。普通の視力検査は、ある瞬間に出せる最高の視力なんです。視力を維持できる人・できない人はどこが違うのか?
実用視力が低下している目は涙がデコボコしています。
本来涙は瞬きをすると均一になめらかに目の表面全体に広がっていきます。
こうなると光がまっすぐに入っていくので物がくっきりきれいに見えます。ところが、実用視力が落ちている人は瞬きをしてもすぐにデコボコができてしまいます。
目の表面の所々に水を保持できない箇所が生まれてしまうんです。
そうすると目に入る光は散乱します。その結果くっきりと物が見えなくなってしまうのです。デコボコになる状態には病名がついています。
それは「ドライアイ」です。
最近ドライアイが目の不快感だけでなく実用視力も低下させることがわかってきました。
ドライアイで悩む患者は2200万人。そうです。実際に江上さん。
ある視力回復法試したところその日のうちに視力が平均1.0に維持できるようになりました。江上さん「地下鉄乗った時にいつもだとホームに立って線路の向かい側の広告とかっていうのははっきり見えないものという感覚だったんですけどもこの間帰るときにスッキリ見えたんですね。」
では一体どうやって回復したのか?
まずドライアイ用の目薬では効果があらわれなかったのです。
江上さん「痛いとか疲れたっていうのが一瞬スッとします。新聞読んだり文庫本読んだりするとまたダメって感じです。」
そこで、
涙のデコボコを防ぐ物質ムチン→世界初の目薬が誕生
わたしたちの白目から分泌されるもので目に欠かせない大切な物質があるんです。
その物質とはムチン。タンパク質の一種でオクラ、唾液、納豆などに含まれているネバネバ成分。
このムチンが減ってしまうと涙がデコボコ状態になってしまうのです。実はムチンの分泌を促す目薬があるんです。
江上さんはその目薬をさしたその日に効果を実感していましたが
さらに5日後こんなことが起きました。今までテレビを見るときはメガネがかかせなかったとおっしゃっていたのに
なんとメガネがいらなくなってしまったとおっしゃるんです。江上さん「視力が落ちてもうこれ以上はよくなることはないしもう年だから60年近く使ってきた目だからそんなに見えやすくなるはずはないなと思っていたのにスッキリ見えたのでびっくりしてしまいました。」
では慶応義塾大学医学部眼科の坪田一男教授のお話
「江上さんが使われたのがジクアホソルナトリウム。これがムチンを増やす世界で初めての目薬です。2年前からできました。そしてレバミピド。今年開発されましたムチンを増やす目薬です。この2つが今使われています。だいたいドライアイの7?8割の人が改善しました。この薬が使えるのはまだ日本だけで、そういう面では日本はドライアイ先進国!」
誌の輔「みなさん共通しているのはこの状態ですか?」
「え、本当に水が足りない人もいますけど、このムチンが足りない人がすごく多い。自分は涙が出てるのになんとなく目が見にくい。ところが見にくいんだけど普通の視力をはかると1.2ありますよね。大丈夫ですよ。正常だからお帰り下さいとなっちゃうんですが・・・。」
柴田理恵「私そのものです。なんか見にくいから最近眼科に行ったばかりです。こんなもんですよ。って言われたんです。」
「そう、まさに実用視力が(柴田さんは)一番落ちてたじゃないですか?だからすっきり江上さんみたいになる可能性があるわけですよ。」
誌の輔「これは市販されているんですか?」
「これはですね。眼科の専門医に行けばちゃんと使えます。一ヶ月間使うというのが一つのルールなんです。それやっていただければ結構柴田さんも良くなる。」
小野アナ「ず?っと目薬をさし続けなければいけないんじゃないかって思うんですけど?」
「そうではなくて、ムチンそのものを入れているわけではなくて、ムチンを分泌しやすくしているんです。細胞自身を変えていきますので、やめることができます。ちなみにこちら保険適用になってまして患者様のご負担がジクアホソルは1ヶ月5?600円程度。レパミピドは1ヶ月1000円弱ぐらい。」
小野アナ「ドライアイの可能性があるという人の決定的な症状は?」
「なんとなく目がゴロゴロする。何となく見にくい。特に夕方見にくくなる。こういう人たちはドライアイの症状が非常にあります。」
柴田理恵「それって年のせいだと思っていたんですよ。」
「年のせいなんです。すいません。年をとるとやっぱりドライアイになりやすくなることは確か。でもそれをあきらめなくてもいい時代がやってきたわけですよ。こういう目薬で。」
小野アナ「実用視力測定器。あれはどこで検査を受ければいいですか?」
「まだ新しくできたばっかりなので限られてますけどこれから眼科専門医の所に徐々に入ってくると思います。」
ムチンがあるおかげで実用視力が正常に保たれる!
コメント
「ムチン」とは、動物性の成分を指す言葉です。
https://shizu-eiyoushi.or.jp/news/【会員の皆様へ】動物・植物が持つネバネバ成分/
本件誤報が「ネバネバ詐欺」の温床になっていたことが判明し、全国的規模での訂正が行われています。
https://www.city.ibusuki.lg.jp/main/info/citizen/page025019.html
#公共メディアじゃんぬ