アルミ缶に強アルカリ性洗剤入れると水素ガスが発生して爆発する

このニュースでアルミ缶に強アルカリ性洗剤入れてしばらく放置すると怪我人でるくらいの爆発起こすってことが周知されちゃってるよね。
簡単につくれる爆発物ってことで軽く騒ぎ起こしたい人とかが、軽いノリで実行しそうだからこういうのはニュースにならないほうがいいのになぁ。
凶悪ニュースとかでも同じこと思うけど、心理学的にブロークンウィンドウ理論みたいなのと似たような心理が悪いニュースに対しても起きてそう。
一切悪いニュースの報道をやめて、ほんわかニュースだけを一定期間流すっていう社会実験してみるといい結果でるような気がする。

東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」に停車中の電車内で20日未明、アルミ缶が破裂し14人が軽傷を負った事故で、警視庁はアルミ缶の中の強アルカリ性洗剤が、アルミと化学反応を起こし、水素が充満して破裂した可能性を指摘している。業務用洗剤は一般的に強アルカリ性成分で、水や金属と反応すると水蒸気や水素ガスを発生させる。専門家は「強アルカリ性の洗剤の詰め替えは危険」と注意を促している。

 名古屋大学大学院の石原一彰教授(有機合成化学)によると、強アルカリと水が反応すると、発熱して水蒸気が発生し、アルミ缶のアルミニウムと反応すれば、水素ガスが発生する。缶を持っていた女性はコーヒーの空き缶に洗剤を入れて、ふたをしてビニールや紙袋で包んでいた。密閉状態で缶内部が膨張し破裂したとみられる。

 石原教授は「アルミ缶が破裂するのは、相当な威力。強アルカリで内部のコーティングが溶け、薄くなっていた可能性がある」と指摘する。強アルカリは、皮膚につくとやけどを負い、目に入れば失明の可能性もある。石原教授は「酸やアルカリを金属と一緒にしてはいけない。ガラスやポリ容器などの専用容器から、詰め替えるのは危険」と話している。

引用元: 缶破裂事故:強アルカリ性洗剤「詰め替え危険」? 毎日jp毎日新聞.

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