MacBook Airは軽くて薄くて軽快に動作するのが非常にいいんだけど、kernel_taskがCPUのかなりの割合を専有してファンが高回転で回りっぱなし、動作が遅くなりパームレストが熱くなるっていう症状が新品購入後1日で発生した。
どの操作をしたときに発生するのかを調べていくと、自分の環境では以下の2パターン。
? Snow LeopardのときにPlayonmacで秀丸を動作させてて、その環境のままLionに移行してるんだけど、秀丸を一定時間使ってるとKernel_taskとwineがそれぞれ40%づつくらいCPUを専有し始める。
? Time Machineで使ってるI-O DATAの外付けHDDをUSB接続してバックアップ作成してるとkernel_taskが50%近く専有する
結果、回避策はPlayonmacをやめてCrossover macにする。
USB接続の外付けHDDをやめて、NASを導入する。
で理想的なMacBook Air環境になった。めでたしめでたし。
kernel_taskが暴走するって内容でググった結果では、MacBook Airで同じ症状になった人がけっこういて解決方法もいろいろ。
多いのがGenius Barに持ち込んで、症状の再現、Air1週間くらい入院させて、IPD board flex cable とLogic Boardをハードウェア交換。
もう一つ多いのがUSB機器を接続したタイミングで発生。接続解除すれば治るってケース。
あとは、CoolBookってソフトでCPUの電圧と温度を管理したら治ったとか。CPU電圧が1V超えるとkernel_taskが暴走するとかって話で。
http://www.coolbook.se/CoolBook.html
解決まで試した順序はこんなかんじ。
・Mac の PRAM および NVRAM をリセットする
・Intel-based Macs:SMC (システム管理コントローラ) のリセット
・Lion recoveryでハードウェアテスト → 問題なし
・kernel_task暴走時に起動してるアプリをひとつづつ終了させて、暴走がおさまるところを確認。 → 秀丸落とすとおさまる
wineが同時に暴走してるから秀丸があやしいのは明らかだったけど、秀丸が使えなくなるとかなり致命的だから他の可能性であってほしかったってのもあって手順的に後半に。
・アプリをすべて終了させてTime Machine接続でバックアップのみ動作させる。 → バックアップ動作後しばらくするとkernel_task暴走。
MacBook Air Mid 2011でkernel_taskが暴走したって話はけっこう少ないみたいだから、初期不良とかハードウェア原因とかじゃなくなんかしらソフトウェアとLionもしくはAirが相性悪いってことのほうが多いかも。
追記:
直射日光の下でAir使ってると30分くらいでkernel_taskが4コアCPU全部専有するようになって、何もできない状態になった。
秋とはいえ直射日光はやっぱり暑いのかとCPU温度計測してみたら70度超え。これはまずい。
最新PCでもやっぱり直射日光には弱いので気をつけましょう。
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