成功する企画と失敗する企画と成功させる方法論

世の中で、失敗した企画というのは様々ありますが、失敗した企画が何故失敗したのか?と聞くと、多くの人はちゃんと理由をあげられたりします。
たとえば、「新聞を読む人が減ったよね」という失敗に対して、「値段が高い」とか、「紙が邪魔」とか「読む暇がない」とか、「新聞を読む必要を感じない」とか、新聞を買わない理由をいろいろと挙げるのは、多くの人が出来ますよね。

「モーニング娘。が衰退した理由」でも、「メンバーの入れ替わりが早すぎた」とか、「曲に恵まれなかった」とか「メンバーが可愛くない」とか言えますよね。

では、逆に、「何故、Googleは失敗しないのか?」というと、欠点をあげるのは難しかったりします。んで、成功している理由は、「画面がシンプル」とか、「レスポンスが早い」とか、「SPAMが少ない」とか、ちょこちょこあがりますけど、決定的に成功した理由をあげるのは、結構難しいです。

初期の成功に関しては、ページランクが云々とかありますが、現在、Googleが成功し続けている理由というのは、明確な何かがあるわけでは無かったりします。「知財部が強い」とか「ライバル買収しちゃうから」とか、小さな要因はいっぱいありますけど、大きな理由が一つあるというわけでもなかったりします。

んで、「AKB48の成功の理由」も、「ライブを頻繁にやって、会えるアイドルは他にもいる」とか、「テレビに出まくってるグラビアアイドルは他にもいる」とか、「歌が上手いアイドルグループは他にもいる」とか、AKB48と他のアイドルグループの差別化要因はそれほど大きくなかったりします。

ようするに、企画というのは、成功する一つの要因を育てるのに注力するのではなく、、失敗する要因を排除するほうが、成功する確率が高かったりします。

んで、おいらと作業を一緒にしたことがある人はわかると思うのですが、深夜とか早朝とかにやたらに修正や提案のメールを書いたりしてますが、状況を見て、失敗の要因をなるべく早く排除するのが大事なんですよ。。と。

というのを、安達元一さんの本を読んで、思いましたよ。。。と。

引用元: 成功する企画と失敗する企画と成功させる方法論 : ひろゆき@オープンSNS.

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