スペイン南東部で日本時間の12日未明、マグニチュード5.3の地震があり、建物が崩れるなどして、これまでに7人が死亡しました。アメリカの地質調査所によりますと、スペイン南東部のムルシア州ロルカの近郊で、日本時間の12日午前1時47分ごろ(現地時間の11日午後6時47分ごろ)、マグニチュード5.3の地震がありました。また、その1時間半ほど前にもマグニチュード4.5の地震がありました。震源の深さは、いずれも10キロ以内とみられています。スペイン首相府によりますと、この地震によって古い建物の一部が崩れ、落ちてきたがれきに当たるなどして、これまでに7人の死亡が確認されました。また、ムルシア州政府によりますと、このほかに数十人がけがをして病院で手当てを受けているということです。現在、地元の当局が被害の状況について詳しく調べているほか、軍も出動してけが人の救出作業を進めています。ロルカは、スペインの首都マドリードから南におよそ350キロの人口9万の町で、中世の城塞など古い建物が多く残っています。スペインの日本大使館によりますと、これまでに日本人が巻き込まれたという情報は入っていないということです。
引用元: スペインで地震 7人死亡 NHKニュース.
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