16日午前に茨城県南部で震度5強を観測した地震について、気象庁は同日午後の記者会見で「3月11日の本震の余震域から外れており、余震とはみていない」と説明。別の地震が誘発されたか、単独で発生したとの見解を示した。会見した気象庁の長谷川洋平地震情報企画官によると、今回の地震は東日本大震災の本震である東北地方太平洋沖地震とは異なるプレートの境界付近で発生。 「定常的に地震活動が活発な場所だが、3月(11日)の本震を受けてひずみがたまり、影響が及んだ可能性もある」という。
この地震の余震については「震度4程度が予想され、それほど心配ない」とした上で、「本震の余震活動が続いており、土砂災害や家屋の東海などの危険性が高まっているおそれがある。引き続き十分に注意してほしい」と述べた。
また発生当初、「栃木県南部」としていた震源について「茨城県南部」に訂正した。
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