「リビアでクラスター爆弾使用」と国際人権団体

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部・ニューヨーク)は15日、リビアの最高指導者カダフィ氏支持派の部隊が13日から14日にかけ、同国西部の都市ミスラタの住宅街を殺傷能力の高いクラスター(集束)爆弾を使って攻撃したと発表した。

同団体が独自の調査と目撃証言に基づいて発表した。現場に残された子爆弾の数などから、クラスター爆弾が少なくとも5回にわたって使われた可能性があるという。民間人死傷者の有無は不明。

ミスラタでは、カダフィ派と反体制派が激しい攻防を続けている。同爆弾は、多数の子爆弾を空中からまき散らすうえ、爆発後も一部の子爆弾が不発弾 として残るため、民間人に大きな被害を出すことで知られる。昨年8月発効の「クラスター爆弾条約」で、使用や開発、製造、保有、移転が禁じられたが、リビ アは同条約に加盟していない。

引用元: 「リビアでクラスター爆弾使用」と国際人権団体 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

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