災害時に見るブラック企業のポイント

はじめに – なんでこんなこと書いたか

3/11の東北・関東震災にて 当方の勤めている企業 以前勤めていた企業 また友人の企業などの対応を聞き こうも対応に差が出るもんだなぁと思った

想定外の状態がおきたときに企業とか経営陣とかの本質が顕著にあらわれるんだねぇと感慨深くなりました
ぼくのスペック

ブラックIT企業につとめるプログラマ
2+n次請けくらい
32
独身
年収ウン百万
会社は都内
あ、いまから書くのはIT企業のおはなしってことで
めんどくさくなったので以下箇条書き

ホワイトのケース(伝聞と ぼくの妄想)
3/11 震災時

ある人は窓を開ける
ある人はドアを開ける
みんなが声を掛け合って机の下に隠れる

震災直後

いちおうビルの外に避難
被害確認 親族の安否確認
上司のひとこと「今日はもう業務にならないし かえりましょう」
(フットワークのいいところは)メールで帰宅命令が出る
などなど とにかく仕事は中断!人命尊重!て態度が出るかと思います

同日の夜

それぞれ自宅へ
徒歩とか電車とかタクシー相乗りとか みんな慌てずに工夫してたね すげーかっこよかった 東京人えらい

3/12 土曜

メールにて 社員、社員の親族の安否確認の連絡が来る
休日でも社員を気遣う会社はえらい

3/13 日曜

夜までには上長から連絡が来る
「月曜は無理して出社しないよう」
「今週いっぱいは自宅待機」
「会社に来れなくてもふつうに給与出ますから」
おい!休んでも給料出んのかよ!!なにそれ死ね!!!!!11

3/14 月曜

社員は前日の連絡に従って やすんだり 出勤したり 現状報告だけしたり
休んだところでこんな事態なんで そんなに咎められないよ まあ普通だよね
しばらくはVPNで在宅勤務に切り替えるっていう企業もあったみたい そうゆうのできるところはすごく柔軟性があって評価できる

ブラックのケース(伝聞と じっさいに見たことダヨ)
3/11震災時

揺れながらパソコンに向かっている
「アハハ、これやばいかもね!アハハ!」とか冷静なんだかパニックなんだかわからないひとがいる
ドアを開け おもむろにパソコンに向かう(揺れながら)
まあ 人名<お仕事 だよね わかるけどさー

震災直後

やはりパソコンに向かう
安否確認の電話が鳴れど「仕事おわってからかけ直す」など
ずれたパソコンをもとの位置におさめ 定常業務に戻る
何事もなかったように残業をはじめる

同日の夜

もちろん残業
電車動いてないのでひたすら残業
もう帰れないし社泊できるしラッキー
アホか 帰りたいっつーの 家の様子きになるっつーの 電話つながらないっつーの

3/12 土曜

会社に泊まったひとは またお仕事
家に帰れたひとは もちろん出勤
上長曰く「タクシー使ってでも来いよ むろん経費はでないぞ」ですって 納得!

いいわけ

保守のひとはシフト勤務だったりして 休みがないので大変なんです

あと災害と停電と津波の影響でデータセンター(サーバがいっぱいあるとこ)やシステム間連携にどんな不具合が出ているのか

早急に判別しなきゃいけなかったり そんな理由で出勤したひとはたくさんいると思います 某銀行とかね
3/13 日曜

まあ普通に出勤ですよ

3/14 月曜

まあ普通に出勤ですよ
上司曰く「なんでチミは遅刻するの?電車遅れるってわかってるんだから始発で出るとか考えないの?バカなの?」ですって すごい!えらい!仕事だいじ!

おわりに

なんつーか企業のありかたがすぐ出るのが 想定外の事象がおきたときだということがよくわかりました

このエントリは実際おきたこととか伝聞とか妄想とかがないまぜになっているから そんなのネーヨと笑い飛ばしてもいいです

ただ 就職活動中の学生に次のことをオススメしたい

社員に「東北・関東震災のときの御社の対応はどのようなものでしたか?」と聞くこと!

その会社がどんなカンジなのかすぐわかるよーな気がするよ

おしまい

引用元: 災害時に見るブラック企業のポイント.

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