立ったまま机に向うと快適!

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米Lifehackerの母、Gina Trapaniさんが、立ったまま使えるように机を作りかえたところ、より健康的な仕事環境ができたそうです

以下の記事は「Smarterware」からの許可のもと、転載しています。

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Ginaさんは週45〜50時間、パソコンに向って仕事をしています。そして1週間前までは座りっぱなしで仕事をしていたそうで す。しかし、先週の月曜日に机を立って作業ができる高さに変更し、足を動かしながら1週間仕事をしてみたとのこと。結果、もう座って仕事はしたくないそう です。その理由は? 以下の質疑応答を読んでみてください。

立って机に向おうと思ったきっかけは?

2006年の5月に米Lifehackerで、ルームランナーで運動しながら使える机(英 文記事)を紹介してからずっと、そういう机のアイデアが気になっていました。私は日々、パソコンを打つか、パソコンに話しかけてばかりいて、仕事の内容は デスクワーク中心だし、太り過ぎなのでどうにかしたかったのです。そこで、働いている間にカロリーを燃焼できたらいいなと思いました。

ルームランナーで運動しながら使える机を作ったり、買ったりするのはお金がかかりすぎるし、部屋に場所もなかったんです。しかし、立ったまま使える机ならできると思いました。これは長い間考えていたことなんです。

さらに、3つの事実が私の重い腰を上げるきっかけになりました。1つ目は『RescueTime』 で、自分がどのくらいパソコンを使っているのか調べたところ、なんと座っている時間の合計が1週間で48時間もあったということ。2つ目は、簡単に付け加 えられる運動になると思ったこと(ちなみに、エクササイズも含めて3ヶ月で5キロ減量できました)。3つ目は、Macworldの記事でルームランナーつ きの机の記事があったのですが、やり方としては、急に座るところから立って歩くよりも、まずは立って最後に歩くやり方が良いと書いてあったことです。

なぜ、立ち机を使うんですか?

理由は2つあります。1つはカロリー消費が大きいから。もう1つは姿勢がよくなるからです。座って仕事をしていると、人間工学に基づいた高価な椅子 でも、前かがみの姿勢になってしまい、呼吸が浅くなりがちです。立って作業をすると、肘から手首にかけて、体が机に対して90度になり、肩がしっかり後ろ へいき、背骨がちゃんと伸びて胸が開きます。最初の段階の足の痛みや太ももの筋肉痛を除けば、とてもいい気分です。

立って仕事をすることについて、医者には相談しなかったのですが、座り続けることの悪影響についての研究を読んでいて、週45時間も座り続けるのは 人間らしくない行動なんだろうなと感じていました。立って仕事をしながら、動いたり、ダンスしたり、そわそわ動くことで、今まで以上に動くようになり、カ ロリーの消費量も増えました。

足は痛くないですか?

とっても痛いです。最初の3日間は本当に痛くて、この試みを続けるかどうか考えました。毎時間、座らなければなりませんでした。仕事に集中できな かったし、足の痛みのことしか考えられませんでした。夜はソファで足を上げて座り、疲れ果ててベッドに倒れ込みました。最初の3日間は、座っていた時の快 適さを実感していました。

しかし4日目は、そんなに痛みはなく、5日目は、2時間立ちっぱなしで仕事をして、立っていることを忘れていました。今では、これが普段のスタイルになりました。

どのようにして立ち机の環境を作ったのですか?

イケアの机で、好きに高さを変えられるものを持っていたので、3時間かけてパソコン関係のものを動かして、机の高さを立つときの高さにしました。私 は意志が弱いので、座る高さに戻すのが難しいように、半日かけないと座る高さに戻せないようにしました。それに、座りたかったらダイニングテーブルがある ので大丈夫。以下が私の立ち机の環境です。

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もし高さを変えられる机を持っていなかったら、机の上に棚を置いて(英文記事)、立ち机の環境を作れます。

または、マルコさんがやったように、コーラの缶を使うのも手です。

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または、like tbone7770さんがやったように、パソコンのプリンタ用紙の箱を置いてもいいですね。

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もちろん、立ち机を買ってもOKです。

ルームランナーをしながら、作業をするのはどうですか?

かっこいいですよね。しかし、自分が1日中パソコンを使いながらルームランナーで歩けるか、まだ分かりません。何ヶ月か立ちながら仕事をしたあとに、考えてみます。

何を履けば良いですか?

私は普通のランニングシューズを履いています。サポートがしっかりしていて快適です。時々裸足にもなりますが、そんなに長くはできません。

やわらかいマットの上に乗っていますか?

まだです。しかし、グニャグニャしたマットは注文しました。台所用の100ドルもするマットではなく、25ドルのレジや工場で使われるようなマットです。

立ち机にするにあたって用意したものは、他にありますか?

きちんとした高さでモニターを見られるように、20ドルのモニターライザーを買いました。

1日中立っていることに慣れるのに、どれぐらいかかりましたか?

まだ完全に慣れたわけではありません。しかし、一番大変な時期は乗り越えたと思います。月曜に始めて金曜には快適に感じました。月曜から水曜が本当に大変でしたよ…。

座って休憩をとることはありますか?

はい、あります。昼食時と電話で話す時、会議、それに5〜10分間を2回程度、必要な時に座っています。すごく疲れていたときは、カフェで座って コーヒーを飲んで休憩しました。これはコーヒーも飲めたから2倍嬉しかったですね。しかしほとんどの場合、座ることは考えにもおよびません。

何人かに、立ちすぎていると静脈瘤などに影響があるのでは? と心配されました。何事もやりすぎはよくないので、ずっと立ち続けているのではなく、立ったり、座ったり、歩いたり、ストレッチをしたりしています。

他に、どのような人が立ち机を使っているのですか?

思っていたより多いです。特に技術系の人たちの間で! TwitterやBankSimpleの創始者であるアレックス・ペインさん、Instapaperを作ったマルコ・アーメントさん、小説家のフィリップ・ロスさん、ドナルド・ラムズフェルド前米国防長官、米LifehackerのJason Fitzpatrickさんなどです。

引用元: 立ったまま机に向うと快適! : ライフハッカー[日本版].

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