与謝野馨経済財政担当相は20日、中国国家統計局が発表した2010年の国内総生産(GDP)が前年比10.3%増となり、日本のGDPが世界3位になることがほぼ確実となったことについて「細かいテクニカルなことは除いて、たぶんそうなるだろう」との見通しを示した。与謝野担当相は「隣の国が繁栄するのは喜ばしいこと。中国がこの30年ほど、非常に国民も政府も努力して、経済がダイナミックに発展したことは称賛に値する」とした。その上で日本は「イノベーション中心の経済発展を目指さないといけない」との考えを示した。
また、中国での物価上昇については「成長に伴う物価上昇だと想像している」と述べた。
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