もはや本物と見分けがつかない偽ATM。巧妙化するサイバー犯罪

今どきのクレジットカード情報・個人認証ID泥棒は、ATMのキーボード上に本物そっくりの偽キーボードを被せて入力情報をくすねてるらしく、もはや専門家でもない限り見分けつかないんだそうですよ!

利用者は普通にATMが操作できるんですけど、偽の磁気ストリップリーダー ―MP3プレーヤーやら携帯電話やらの機器から調達したスペアの電子部 品が詰まったカスタムメードのプラスティックケース― がついていて、そこからリアルタイムで暗証番号が盗られちゃうので、カード使い終わって角を曲がる 頃には口座のお金もドロンパー、というわけ。

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偽ATMキーボードの背面。トップ左にMP3プレーヤー部品で作ったカード読み取り機が…

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どうりで米国はATM犯罪が増えてるわけだ…。欧州はチップ&暗証番号技術が進んでいるのでそんな簡単には盗めないんです。アメリカでも一部銀行が同じ技術の導入に乗り出しましたが、普及が行き届くまではカード使用時には念には念を入れましょう。念の入れようもないのだけれど。

まあ、丸ごと偽ATM設置するのに比べたらまだマシでしょうか…。中国の中古ATMなんて「お金をおろそうとATMにキャッシュカードを入れると、キャッシュカードは飲み込まれたまま、二度とは出てこないようになっている」そうですしね…ったく、ATMの首に縄かけておまわりさん呼ぶしかないですよね!

引用元: もはや本物と見分けがつかない偽ATM。巧妙化するサイバー犯罪 : ギズモード・ジャパン.

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