自分に制限を設けなければいくらでも出てくる
多くの人たちはせっかく何かを思いついても、「どうせダメだろう」と否定しているのです。過去に自分が発案したことがうまくいかなかったとか、誰かから怒 られたという記憶でもあるのか、アイデアを出すことを自分に禁じている。私が見たところ、アイデアが出ないと言う人のほとんどがそうですね。だから自分に 制約を設けなければいくらでも出てくるはずなんです。もちろんそうやって出されたアイデアにもダメなものは多いですよ。しかしいいアイデアが出る可能性も ゼロではない。仮に1,000個のアイデアのうち、1個しかいいものがなかったとしても、その1個があればいいのです。
これは面白いですね。
アイデアが出ないのではない。
出てきたアイデアを自分が否定して封印してしまっている。
っということですね。
制約を設けず、たくさんのアイデアを出せば、使えるものがいくつかはありそうです。
ブレストのルールを徹底できれば良いが、一人だと…
アイデア出しといえば、ブレインストーミング(ブレスト)ですね。
ブレストといえば、以下の4つの原則があります。
- 判断・結論を出さない(結論厳禁)
- 粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
- 量を重視する(質より量)
- アイディアを結合し発展させる(結合改善)
この中の1と2はつまり、それはムリだとか、お金がかかりすぎるからダメだとかいうふうに他人の意見に対して否定をしないということ。
このルールのおかげで、「こんなこと言ったら笑われるかも」「バカにされるかも」「怒られるかも」などと思わず、安心してどんどんアイデアを出せるわけですね。
しかし、ブレストは基本的には複数人で行うもの。
一人でアイデア出しするときには、ついつい自分のアイデアにダメ出ししてしまうことがあります。
そこで、マインドマップです。
マインドマップでメンタルブロックを開放する
マインドマップは楽しいから脳がリラックスします。
すると、メンタルブロックが自然と外れ、どんどんアイデアが湧いてくることが多いのでオススメです。
しかし、マインドマップでそういう感覚を味わうことが出来ていない方は、アイデア云々ではなくマインドマップのかき方にメンタルブロックがあるのかも知れません。
そこで、以下に気をつけてみてはどうでしょう。
- マインドマップは7つのルールさえ守っていれば良い。こうかいたらダメ?下手くそ?などと気にしない
- 色やイラストをたくさん使う。下手でも良い。どうしても気になるなら他人に見せない前提なら思い切ってかける
- 思いついたことを何でもかく。その案件に関係ある・なしを無視して本当になんでもかく
- お気に入りのペンやノートを使う
上記のコツをつかむことができれば、とても楽しくマインドマップをかくことができます。
すると、どんどん枝を伸ばすことができる、つまり、アイデアがたくさん出てきますよ。
マインドマップで一人ブレストすると、あたかも複数人でしているかのようにアイデアがアイデアを生み出します。
頭の中だけで「う〜ん」と悩むより、マインドマップをかくことをオススメします。
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