無人小型飛行体による短距離配送サービス、ドローンネット

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ドローン(無人小型飛行体)による短距離配送サービス。
技術的にも金額的にも近い将来可能なものだけど、実用化するにはきっとセキュリティ的な問題が解決できなそう。
途上国で利用して中に高価値商品を入れた場合、まぁまずそのへんの村で撃ち落とされるよね。
現地住民からしたら宝物が無人で空飛んでるようなものだから喜んで撃ち落とす光景が容易に想像できる。

六本木、渋谷、西新宿ビル群、大学キャンパス内とか特定の地域で利用できたらおもしろいし便利だとは思う。
ランチボックスが無人でビルの屋上まで飛んでくることが付加価値になるサービスとか。

銃が普及していない日本だったら、ある程度の高度飛んで問題なくサービスできるかもね。
ドローン狩り用のパチンコ的なものが普及するかもしれなけどw

私が選ぶ今年のビッグアイディアは、常に注目に値する男、John Robb経由でやってきた。そのアイディアとは「ドローンネット」。オープンプロトコル上に作られたドローン(無人小型飛行体)による短距離配送サービスだ。

彼はこれについて一連の記事に詳しく書いているが、基本的にドローンネットとは、インターネットがデータを運ぶのと同じように、パケットに入れた「物」を運ぶドローンのネットワークを作り、リアルタイムでルーティッングを行いながら次々とホップ(受け渡)していく。

夢物語に聞こえるって? そんなことはない。 Matternetというスタートアップは、まさにそれを作って、途上国や道路事情が劣悪でUAV(無人飛行体)が優れた選択肢となる地域で、高価値商品(医薬品、電子製品)を配送しようとしている。彼らは、携帯電話が固定電話を飛び越したように、ドローン輸送でトラックを(文字通り)飛び越そうと考えている。

Robbの発想は、さらに大きい。彼の展望は、ドローンネットを個々のビルディングや家屋にも配置し、UPSやFedEx、DHL、さらには郵便システムも置き換えようというものだ。しかもこれは、3Dプリンティング革命ともぴったり一致する。以前私は、個人に3Dプリンターはまず必要ないと主張したが、ドローンネットを使えば、出来たばかりの製品を同日どころか1時間以内に届けることも可能になる。

経済的、設備的な問題に関していくらでも疑問が湧くのは当然だ。何しろここで話しているものには〈多くの〉可動部分が伴っている。しかし、少なくともつまらないアイディアではないだろう。

ここで私があらゆるSFの中で一番気に入っていることばを引用したい。

コーザノストラ・ピザ大学の研究者たちは、人間の本性を修正することは不可能であると結論を下し、簡単で安上りな技術的解決を選んだ。それがスマートボックスだ。

ニール・スティーブンスン、スノウ・クラッシュ

運送用コンテナ(およびパレット)が輸送に革命を起こしたように、ドローンネットには、標準化された、交換可能、再利用可能なスマート・ドローンボックスが必要だ(自慢の3Dプリンターで容易に作れるだろう)。それはドローンネットにとって、インターネットのパケットに相当する。

ここでやや哲学的スタンスに戻らせていただければ、実際これはかなり大きな出来事だ。「物体のインターネットに関しては、ずっと以前からさまざまな話題や憶測が飛び交い、実現する前からやや食傷気味でさえある。私が思うに、これまでの「物体のインターネット」は、その殆どが物理的世界ですでに存在する物に誰でも使えるインターネット接続が加えられるというような意味だった。しかしドローンネットは違う。もし実現すれば、ドローンネットは、「物理的世界がインターネット化する」一つの例になる。

果たして実際にそれは起きるのか?誰にもわからない。これもまた経済という名の悲劇の暗殺者に消されたすばらしいアイディアの一つとなってしまうかもしれない。あるいはドローンネットは、経済的に成立するごく一部の地域でのみ使われ、ワールド・ワイド・ウェブにはなれないのかもしれない。

しかし最大の心配は、経済よりも政治だ。もし何者かがプラスチック爆弾を満載したドローンを政治的標的に向けて飛ばしたら。私は4年前、まだドローンが大きな話題になる前から、ドローンによる惨事について考え、一篇の小説を書いた(クリエイティブ・コモンズでも公開した)。
実現した暁には、あらゆるドローン活動に対して運輸保安局的なつまらない取締りが行われる可能性は避けられないだろうし、政府がドローンの使用を独占し(おそらく相互監視のために)、テロを恐れるあまりドローンネットを台無しにしてしまうかもしれない。そうならないことを願おう。しかし、残念ながらそうならない理由がなかなか思いつかない。

引用元: ドローンネットは「物体のインターネット」.

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