巨大地震で数年以内に近くの火山で噴火誘発の可能性

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日本の過去の地震発生回数とか、火山の数とか、地震プレートの位置とか見るたびに日本は地震プレートの境界に偶然残った小さな島で奇跡的に文明が栄えた場所なんだなって思う。


未来の人:「昔はニホンという小さな島国があってな・・・」

ま、宇宙からみたら地球そのものが奇跡的に生命が発生した場所なんだけど。

諸行無常・・・

火山の防災対策について議論している国の検討会は、過去の例から、去年の巨大地震の影響で噴火が誘発される可能性があるとして、観測体制の強化や専門家の育成が必要だとする報告書の案をまとめました。

検討会の会合には、火山の専門家や自治体の担当者などが参加し、今後必要な火山の防災対策について話し合いました。

この中で、避難などの対策を検討するため、火山周辺の自治体で作る、「火山防災協議会」が、まだ全国25の火山にしか設置されていないと指摘したうえで、具体的な避難計画作りや、予想される被害の範囲を示した地図の作成や更新を進めるよう求めています。

また、複数の都道府県に被害が出る大規模な噴火に備えて、住民の生活や経済への影響をあらかじめ検討して、広域避難の方法など対策を講じておくことが必要だとしています。

さらに、インドネシアのスマトラ島沖の巨大地震のあと、付近の火山が次々噴火するなど、過去にはマグニチュード9前後の地震のあと、数年以内に火山が噴火していることを踏まえ、去年の巨大地震の影響で噴火が誘発される可能性があるとして、観測体制の一層の強化や、専門知識を持つ人材の育成に早急に取り組むよう求めています。

検討会では、今月中にも報告書をまとめることにしています。

検討会の座長を務める東京大学の藤井敏嗣名誉教授は、「過去の例では、巨大地震のあと数年以内に近くの火山が噴火しており、避難の方法など事前に検討する必要がある。

また、噴火の前兆を確実につかむため、日頃から精度の高い観測体制も必要だ」と話しています。

巨大地震後の火山噴火の例は20世紀以降、世界で起きたマグニチュード9以上の巨大地震は、東日本大震災を引き起こした去年3月の地震を含めて5回起きていますが、去年3月の巨大地震を除く4回では、地震の数日から数年あとに比較的近い地域で火山が噴火しています。

気象庁によりますと、マグニチュード9以上の巨大地震は、▽昭和27年にロシアのカムチャツカ半島で起きたマグニチュード9.0の地震や、▽昭和35年のマグニチュード9.5のチリ地震、それに▽平成16年のインドネシアのスマトラ島沖で起きたマグニチュード9.1の地震など、去年3月の巨大地震を含めて5回起きています。

スマトラ島沖の巨大地震では、地震のあと4か月から3年の間に、インドネシア国内にあるタラン火山やムラピ火山などが噴火するなど、去年3月の地震を除く4回は、地震の数日から数年あとに比較的近い地域で火山が噴火しています。

マグニチュード9を下回る場合でも噴火が起きた例もあり、おととしチリで起きたマグニチュード8.8の巨大地震の1年3か月後には、コルドンカウジェ火山が噴火して、およそ4000人が避難したほか、1400キロ離れた空港が一時火山灰の影響で閉鎖されました。

一方、日本ではおよそ300年前の江戸時代に、西日本と東日本で大きな被害が出た「宝永地震」と呼ばれるマグニチュード8.6の地震の1か月余りあとに、富士山で大規模な噴火が起きています。

火山噴火予知連絡会の会長の藤井敏嗣東京大学名誉教授は、「マグニチュード9前後の巨大地震が起きたあとには、多くの場合、火山が噴火している。

去年3月の巨大地震の影響で活動が特に活発になった火山はないが、今から観測体制を整えておく必要がある」と話しています。

引用元: “巨大地震で噴火誘発の可能性” NHKニュース.

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