DARPA 時を止める「タイムホール」生成に成功

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物体を見えなくする = 物の周辺の光を「曲げる」。光がその物に当たらなければ、人間の目には見えなくなる
時を止める = 光の流れをほんの一瞬だけ調整して、出来事が観察可能になることなく生じられるようにした
この違いがいまいちわからない。

「時を止める」とは観察者以外の時が止まるのか、対象物だけの時が止まるのか、それとも観測者と対象物の組み合わせだけの時がとまるのか。
実際、時が止まった状態のモノの時が再び動き出したら、地球の自転と公転、太陽系自体の公転などによって40ピコ秒であろうとその一瞬で宇宙の彼方に飛ばされるような気がする。

時を止めた状態から再び動き出したときに、物理空間の移動をまったくしないようにするには宇宙全体の時をすべて同時に止める必要があるんじゃないだろうか。
そんで、宇宙全体がどこまでなのかさえ人類にはわかっていないのだから時を止めて再び動き出すまでを人類が意図的に操作するにはどうにも無理があるって思えてしまう。

そんな研究をしているDARPAさん好きです。

米国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受けたコーネル大学の研究チームが、光を調節することで、40ピコ秒(1兆分の40秒)の間、時を止める=出来事を「消す」ことに成功した。
未来の兵士たちは、完全に秘密裏に任務を行えるようになるかもしれない。米国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受けたコーネル大学の研究チームが、光を調節することで、40ピコ秒(1兆分の40秒)の間、時を止めることに成功したのだ。

研究論文は、1月5日付けの『Nature』に発表された。近年はさまざまな研究チームが、物体を「見えなくすること」に関して大きな進歩を成し遂げているが、「時を止める」ことに成功したのは今回が初めてだ。

2010年には、セントアンドルーズ大学の物理学のチームが、メタマテリアルを利用して人間の目をだまし、目の前にあるものを見えなくする研究を大きく前進させた(日本語版記事)。また2011年には、テキサス大学ダラス校の研究チームが、蜃気楼の効果を利用して物体を見えなくすることに成功した(日本語版記事)。

物体を見えなくするには、物の周辺の光を「曲げる」。光がその物に当たらなければ、人間の目には見えなくなる。一方、「時を止める」=その時にあった出来事を「消す」場合は、光のスピードを変えることが必要だ。作用が生じた際に発せられた光によって、われわれはその作用が生じたことを知る。通常、その光の流れは一定だ。コーネル大学の研究チームは、簡単に言うと、そうした光の流れをほんの一瞬だけ調整して、出来事が観察可能になることなく生じられるようにしたのだ。

実験は、すべて光ファイバーケーブルの中で行われた。光ケーブルに緑色の光のビームを通し、より速いものとより遅いものの2つの波長に分けるレンズを通過させた。その際に、ビームを通す形で赤色のレーザー光線を照射した。このレーザーの「照射」は、ごくわずかな「時間のギャップ」で起こったために、検出されなかった。

コーネル大学の研究チームによると、1秒間を隠すとすれば、全長約3万kmの装置が必要になるという。この技術が実用化されるにはかなりかかるだろうが、この研究が新しい可能性を開いたことは確実だ。例えば、(データの伝送時に起きるような)瞬間的な出来事を隠すことは、密かに行われるべきコンピューターの計算を隠すことに役立つかもしれない。

引用元: 時を止める「タイムホール」生成に成功 ? WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム.

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